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かわむら
#71 自粛ムードを自粛しましょう!!
Date 2011年5月 5日

 あの日、私は花粉症の真っ只中の時期で近所のかかりつけの耳鼻科へ薬の処方箋をもらいに行く途中でした。その医院は、マンションの3階にあり、外付けの階段を上っていると突然めまいに襲われたかのように体が左右にフラフラしました。マンションの各階のベランダにあるエアコンの室外機等でしょうか?それらが震動により壁か金具等に当っているような、一斉に工事でも始まったかのような激しい音を発していました。

 地震だ。しかも大きなやつ。そう思うまでに少し時間が経ったと思います。ついに来るぞ来るぞと言われていた関東大震災クラスの地震が来たのかと思いました。建物の倒壊や損壊を考へ何とか階段から地上へ降りた頃には、揺れも大分収まっていましたが、電線や街路灯などは、まだ揺れています。

目の前を走る西武線もたまたま駅を出発したばかりの下り電車がストップしておりました。直ぐに携帯電話を取り出し会社や従業員に電話を掛けてみても全く繋がりません。道行く人、普段言葉など交わす事も無い人同士今起こった事への恐怖心を払拭するかのように言葉を交わしていた姿が、印象的でした。猛ダッシュで会社へ戻り皆の無事や会社や自宅の被害が、無かったことを確認しましたが、様々な情報が入って来る度に時間の経過が異様に早く感じたのを覚えています。

 

  あの日から間も無く2ヶ月が経過します。お亡くなりになった皆様のご冥福と被災されて甚大な被害を受けられた皆様の一刻も早い日常生活が戻ることを祈らない日は、有りません。

阪神淡路大震災の時にたまたまラジオで聞いた被災者のお願いが今でも胸に焼き付いています。それは、普通に暮らしが出来る環境にある方は、普通に普段通りに生活していただきたいという事でした。いろいろと配慮頂きありがたいのですが、様々な自粛は控えていただきたいというのが本音なのだそうです。

各種のボランティア支援等は、本当に涙が出るほどありがたいことですが、長引けば長引くほど被災地や被災者という特殊な関わり方でなく、極々普通の関わりを大切にしまたそれを望んでいるとの事でした。

 被災地、被災者の為という特別な感情や関係は抜きにして家族旅行で普通に遊びに来て下さい。普通に食事をしたりお土産を買って行って下さい。出来れば、何度か足を運んでいただいて家族や仲間で大いに楽しんで帰って下さい。そのことを強く希望しますといった内容でした。

それ以来我が家では、神戸市を皮切りに家族旅行などは、天災による何らかのダメージを受けられて懸命に頑張っている地域に行かせて頂いております。しかし、しかし今回ばかりは・・・・・・・。そのための計画は、未だ立てておりません。


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