子供たちの夏休みに合わせ家族旅行に出掛けるのは、我が家の一大イベントでした。計画や宿泊先などは、私に全て任せてもらい、春頃からプランを練るのが楽しみでした。
しかし、一番下の二女が今春高校を卒業し働き始めたのですが、特にそのせいという訳でもなく現在のところ夏休みらしい休みも取らず、旅行も実施しておりません。
私も家内も温泉好きで自然の豊かな所が好きなので「子供たちも一区切りついた事だし、今年は二人で旅行に行こうか?」と家内に問いかけてみますと予想だにしない答えが返ってきました。
「旅行なんか行かないよ。何かと忙しいから行けないし、二人で行ってもね~。」
私は、「うっ、うそだろ?」と耳を疑いました。中高年夫婦に良く有る様な、まさか自分には、と思われるような他人事のような出来事が、自分の周りで起こったのです。私は、大変ショックというか「二人ともそんな年齢になってしまったんだな~・・・」と改めて歳を意識しました。
しかし冷静に思えば私自身も今まででしたらそれこそ春先から旅行を意識し子供のようにウキウキしながら計画を練ったものですが、今年は、その様な動きが、私自身にありませんでした。
家内もそんな様子を察知したのかもしれません。先日、家内と路線バスに乗った際に丁度我々の目の前に犬吠崎のとあるホテルの直通バスで行く宿泊プランのポスターが掲示してありました。
それを眺めながら私は、独り言のように「銚子っぱずれって行った事無いんだよな~。」とつぶやきました。
程なくして家内が「たまには、車じゃなくて電車やバスで旅行しない?」と言ってくれました・・・・・。
